原発のS状結腸、転移の肝臓・肺ともに縮小

  • 40代女性

血便が続き、検査を受けられ、S状結腸部に腫瘍があり大腸癌と診断された患者様のご紹介です。

確定診断時には、肝臓・肺・リンパにも転移が判り、抗がん剤を始めると主治医の先生から説明を受けられたそうです。抗がん剤で体にかかる負担などについての説明をうけ、治療開始とほぼ同時にこちらにお電話いただきサポートをさせていただくことになりました。

まず初めに感じた変化は、食欲が出てきたことだそうです。「精神的に食欲が低下していた時に治療も始まり、さらに食欲が低下すると思っていたのに、反対に食事は進み美味しく食べられるようになった。目立った副作用も出ていないし、不安に思っていたことが少し取り除けた気がする。」と話されていました。
お声はだんだん明るくなられ、ご体調面、日常での出来事などのお話を聞き、とても印象的でした。

開始4ヶ月後の画像検査では、「原発のS状結腸、転移の肝臓・肺ともに縮小との結果でした!画像検査で良くなっているのをみると、このお陰だなと思い本当に良かったと思う。」と嬉しそうにお話しくださいました。

予想していたよりも副作用が軽く、治療が予定通りに進み、腫瘍が縮小されるなど、様々な変化を感じていただけたことをとても嬉しく思いました。治療を続けながら、お仕事もされたり、ご家族で外出されたりと、普通通りの生活を送っていて、病気のことを考えることもほとんどなくなったとお聞きして、このようなご報告をいただけることは、とても嬉しく励みになり安心しました。