治療せず、PSAは安定し体調良好

  • 70代男性

前立腺がんの患者様をご紹介いたします。

数年前に手術とホルモン療法を終えられ、経過観察をされていましたが、ずっと正常値内で安定していたPSAが徐々に上がり、主治医の先生から治療の再開の説明を受けて何としてでも治療の再開を避けたいというお考えから病院の治療以外で出来ることを探され、お電話いただきました。

「まず開始されて感じたことは身体がポカポカすること、いつも夏場でも身体が冷えると感じていたが、今は身体が冷えると感じることがなくなり体調も良い気がする」とご報告をいただきました。何かしら少しでもお身体の変化を感じていただけたことや、感じたことをご報告いただけることはとても嬉しいと思いました。

開始3ヶ月後に検査があり、その結果のご報告の電話をいただいた時は、内心とても緊張しました。「PSAの数値は下がっていました!」主治医から治療は再開せずにこのまま様子を見ようと言われ、とても嬉しそうにお話しいただき、私も嬉しいと同時に本当に良かったとホッとしました。その後も順調にPSAは下がり続け、経過はとても良好です。

この3年間、細かく経過やご体調面での変化をご報告くださり、また最近では旅行に出掛けた際の出来事や日々の楽しかったことなどもお聞かせいただいています。経過は良好ですが、3年前と変わらず検査の結果をご報告いただくときは、毎回私も緊張します。患者様は私以上の緊張と不安で検査を受けられていることと思います。

今後も今のいい状況を維持出来ますようにと願いながら、お元気にお過ごしいただきたいと思っています。