• CASE
  • 乳がん
  • 女性 80歳

乳がん末期、6cmの脳転移が1cmまで大幅に縮小し、肺転移は完全消失。

転移:肺・鎖骨・脳 
ステージⅣ

右乳房全摘手術を受けた後、ホルモン療法を継続しながら経過観察をしていました。手術から6年後、腫瘍マーカーが急激に上昇し検査をしたところ、肺と鎖骨に再発していることがわかりました。すぐに抗がん剤治療を開始しましたが、副作用がきつくやむなく中止せざるを得なくなりました。今後の治療を検討していた頃、右手の力が入らず痺れの症状が出てきて、検査の結果、脳に6cmの再発転移も見つかり、一気に状況が悪くなっていると感じ、今後どうなるのか不安でいっぱいでした。

きっかけ再発を乗り越えるためにできる限りのことをしたいと思い、がんリセット療法®を開始

がんリセット療法®スタート

  • 1ヶ月

    先に行った抗がん剤治療の副作用がなかなか消えず、食べれない起き上がれない日々が続いていましたが、がんリセット療法®を始めてからは、食欲も出てきて体力も回復しました。体調が戻ったので本格的に治療を再開することになり、脳への放射線治療とホルモン療法が始まりました。やっとスタートラインに立てたような気がして、少し安心しています

  • 2ヶ月

    脳転移部は一部が壊死して縮小傾向、CA15-3は120から75にまで低下しています。脳転移が縮小したお陰で、右手の痺れが改善し力が入るようになってきたので、簡単なお料理は出来るようになりました。家の中でストレッチをしたり、読書をしたり、のんびりリラックスして過ごせるように気を付けています。

  • 6ヶ月

    脳は1/2にまで縮小、肺も全体的に薄くなってきていて縮小傾向、鎖骨は現状維持という結果でした。CA15-3は55まで下がり、がんの進行は抑え込めていて順調な経過との見解でした。がんリセット療法®とホルモン療法でなんとか進行を緩やかにできればと思っていましたが、見事にがんが縮小するほど改善し、期待を超える結果に大満足です。

  • 10ヶ月

    CA15-3が30.4まで下がり正常値内になりました。画像検査は2ヶ月後ですが、マーカーが下がっているということはきっと改善しているのではと思っています。右手の痺れに関してはほとんど感じなくなり、普通どおりの生活ができています。食欲もあり体調も良く、再発前の日常に戻ったと思います。ただ、すっかり足腰が弱ってしまったので、散歩や買い物に出かけたりしながら、少しずつ筋力を戻していきたいと思っています。

  • 1年

    検査の結果、脳は当初6cmもあったのが1cmまで縮小し、肺は薄っすら影はあるそうですが、がん自体は消失しているとのことです。鎖骨の転移は現状維持で動きなしでした。「再発した乳がんは一進一退を繰り返すことが多いのに、この結果は目を見張る程の改善ですよ」と医師は褒めてくれました。体調も良く副作用もなく、がんも急激に小さくなり、とても良い状況なので、この調子で完全に体からがんを追い出したいと思っています。

Qがんリセット療法®を取り入れた感想を教えてください。

脳に再発がわかった時は、先のことを考えると怖くて前向きに治療に挑む気持ちにはなれませんでした。そして抗がん剤は副作用がきつく断念。正直なところ、もうダメだなと思いました。そんな中、がんリセット療法®に出会い、わずかな望みをかけて開始しました。これが私の分岐点だと思います。脳に6cmもあったがんはわずか1cmまで縮小し、右手にあった痺れなどの自覚症状も改善し、再発前の体調に戻りました。がんリセット療法®を始めたタイミングと同時に良くなってきたので、やはり力になってくれていると思います。「がんを抑え込んで、もう再発させない」これが今の目標です。もっと良い報告ができるように頑張ります。

快適医療ネットワーク理事長

監修 上羽医院院長
上羽 毅(医学博士)

金沢医科大学卒業後、京都府立医科大学で研究医として中枢神経薬理学と消化器内科学を研究。特に消化器内科学では消化器系癌の早期発見に最も重要な内視鏡を用いた研究(臨床)を専攻。その後、済生会京都府病院の内科医長を経て、1995年に 上羽医院を開業。
統合医療に関する幅広し知識と経験を活かして、がんと闘う皆様のお手伝いが出来ればと、当法人で「がん患者様の電話相談」を行っております。 京都府京都市 上羽医院 http://www.uehaiin.com/