「余命半年と宣告されていたが8ヶ月以上が過ぎ、上手に大腸がんと共存できているようで、とても元気に過ごしています。」先日、患者様のお姉様からこのようなとても嬉しいご報告のお電話をいただきました。
患者様は50代の男性です。
便が出辛くなり検査を受けたところ、大腸の直腸にがんが判られました。検査をすすめていく中で肺・肝臓に転移が判られ、主治医の先生から余命半年と告げられたそうです。
最初にお電話をいただいたときは、人工肛門の手術直後で、体力の回復次第で、抗がん剤治療を開始するタイミングが決まるという時でした手術での体力の低下、今後始まる抗がん剤治療で身体にかかる負担を少しでも軽く出来ればという思いで、抗がん剤治療を始める前からサポートさせていただいています。
それから8ヶ月以上が経ちましたが、現在では、仕事に行ったり旅行を楽しんだりと、病前の状態に近い生活を送られているそうです。もちろん抗がん剤治療は継続中で、治療を予定通り行ないながらご状況を見られています。経過は診断当初と比べると、腫瘍は縮小、腫瘍マーカーは3桁から1桁へと改善が見られており、先生からも「がんの勢いが弱まってきていて良い経過です。」と言われているそうです。
毎回のご報告で嬉しいご報告をお聞きできることを私もとても嬉しく思っています。また経過はもちろん、ご家族で旅行へ出掛けられたりお仕事にも復帰されたりと、ご自身のペースでゆっくりと前へ前へと進まれていることが何よりも嬉しいです。
改善したというお話が聞けてとても嬉しいです。これからも微力ではありますが、皆様のお力になれるよう、精一杯サポートさせていただきたいです。