進行性の乳がんで、肺・多発性リンパ転移・多発性骨転移と診断され、ホルモン療法をしている患者様をご紹介します。
先生からは抗がん剤治療をすすめられたそうですが、患者様のの意思で、抗がん剤治療はされないと決められ、ホルモン療法で経過を見られています。なるべく身体に大きな負担を掛けずに、通常通りの生活を送りながら1日1日を大切に過ごしたいとお話しされ、サポートをさせていただくことになりました。
開始後2ヶ月が経ちましたが、先日受けられた検査では、リンパは少し小さくなっており、腫瘍マーカーも下がっているとの結果で、とても嬉しいご報告をいただきました。「体調面も良く、リンパ転移が少し縮小したり、腫瘍マーカーが低下したのは、このおかげかなと思っている。今回の結果を励みにしつつ、少しずつ少しずつ良い方向に繋げられればいいなとも思っている。」と、とても嬉しそうにお話をしてくださいました。
ご自身で良いと思われることは積極的に取り入れ、いろいろ考えながら、一歩一歩前へ進まれています。またご自身の考えをしっかりとお持ちで、お電話いただいた当初から前向きな気持ちで「今自分のやっていることを信じて頑張りたい。」という強い気持ちを持たれています。この方のようにご自身で決められたことや、こうしたいと強く思う気持ちを持ちながら、少しずつでも、よい経過になられる方の輪が広がっていけば嬉しいなと思いました。
改善のご報告をいただくといつもとても嬉しいです。まだ途中経過だとは思いますが、このままがん克服までがんばってほしいと思います。