再発後、進行が止まらなかった乳癌が見事に改善

  • 60代女性

乳がんの再発で悩まれていた患者様のお話をさせていただきます。

患者様は60歳代後半の方です。検診で乳がんが判り、左乳房の全摘出手術を行なった後、ホルモン療法を5年ほど継続し、経過観察に入られていました。
治療を終え、ちょうど4年後の検診でマーカーの上昇がみられ、詳しく検査を行なったところ、リンパ・右肺・骨に再発・転移が判明しました。再びホルモン療法を開始され、経過は現状維持を保たれていたそうです。

ですが再発から2年経たれたときの画像検査で「進行している。」と診断され、別の薬剤に変更したところ、副作用がとても辛く、少しでも副作用が軽減すればとお電話がありました。開始数週間後、「これまでは体が重だるく横になることが多かったが、以前と比べると重だるい感じは軽くなり、不眠も解消された。」とお元気そうなお声でお話しくださり、少しでも今まで感じていたお体の重さが軽減されていることは良かったなと思いました。

治療と併用され3.5ヶ月経たれた時のことです。「腫瘍の周りのモヤっとした影は消え、右肺の腫瘍と、右肺と肋骨の間にある腫瘍が消失していると言われました!」とご報告をいただきました。その時のお声はとても嬉しそうで、私もとても嬉しく思いました。
また腫瘍マーカーも順調に正常値まで下がり、「すごく嬉しく意欲が出てきた。」とおっしゃられていました。その後も良い状態を維持されており、お孫様のお世話をしたり、旅行へ行かれたりと充実した日々を送れているとお話ししてくださいました。

改善したというお話が聞けてとても嬉しいです。これからも微力ではありますが、皆様のお力になれるよう、精一杯サポートさせていただきたいです。