長期間の治療で初めてよくなったと実感しました!

  • 60代男性

「全体的に縮小していることが、素人目に見てもわかりました!」先日、とてもうれしいご報告がありました。

患者様は60代の男性で大腸がんの方です。7年前に大腸(直腸)がんがわかり手術を行ないましたが、1年後に肝臓と肺への転移が発覚し、手術や抗がん剤で繰り返し治療をされていました。肝臓の腫瘍は消失したそうですが、肺は抗がん剤の種類を変更しても抑えられず、悪化を止めることはできない状況だったそうです。

副作用が日常生活に支障をきたす状況になり、治療を中断したそうです。主治医からは「できる治療はもう限られている。まずは全身状態の回復を待って、今後は生活の質を下げないよう現状維持を目指す治療に切替えましょう」と言われ、ショックを受けて落ち込んでいるご主人様を見るのが辛くて、何かできることはないかとご相談があり、サポートをさせていただくことになりました。

長期間のがん治療の中で、心身ともに弱っていると、奥様は心配そうに話されていました。サポート時のお話しの中で「まずはがんと闘える体作り、がん治療に負けない体作りを目標にがんばります。」と前向きになっていただけて少し安心しました。

開始3ヶ月後のレントゲン検査で、明らかに腫瘍は縮小していたそうです。主治医も「縮小しています。体の状態も良くなっているし、3ヶ月前から比べると、考えられないくらいの良い状況です。」と驚いていたそうです。「7年前からがん治療を続けているが、初めて良くなったと感じました。主人の喜んでいる顔を見るのは久しぶりです。」と、とても明るいお声を聞いて、本当に嬉しかったです。

主治医からは抗がん剤治療の再開の話も出ているそうで、「今回はこの療法で地盤をしっかり固めているので、もう一度チャレンジしてみようと思う」と話されていました。これからも引き続きサポートさせていただいて、少しでもお役に立てたら良いなぁと思いました。

改善のご報告をいただくといつもとても嬉しいです。まだ途中経過だとは思いますが、このままがん克服までがんばってほしいと思います。
これからも微力ではありますが、皆様のお力になれるよう、精一杯サポートさせていただき、がんが改善される方の輪が広がれば嬉しく思います。