40代の前立腺患者様のご紹介です。
発熱と腹痛が続き、首のリンパが腫れていたので、病院を受診されたことから、判ったそうです。
発熱と首の腫れから、リンパ腫の疑いがあると言われ、そのリンパを切除し生検をしたところ、前立腺がんからの転移であると判明しました。PSAは600台、グリーソンスコアは9、リンパの他に骨にも数ヶ所転移があると診断されました。
数値が高いので、すぐにホルモン注射とホルモン剤での治療を始められました。ご年齢も若いので進行が早いとの説明を受け、治療と併用出来るものをと取り入れられました。「健康診断は定期的に受けていたが、年齢が若いこともあり、PSA検査はしていなかった。まさか自分が・・・と思った。なんとか少しでも良い状況を維持出来るところへ繋げたい。」とお話しされていました。治
療と併用し、1ヶ月後の検査がありました。その検査では、「600台だったPSAは50台まで低下、体にあった痛みは緩和され、前ほどの倦怠感はなくなり、調子が良いと感じる日も出てきた。」と連絡がありました。
その後もPSAは下がり続け、3ヶ月後には「当初600台あったPSAは3ヶ月で1桁の3.46まで一気に下がり、家族みんなとても喜んでいる。進行も早いと聞いて、毎日が不安だった。けれど今は、主治医からとても良い状況だと言われており、本当に諦めなくてよかった。」と嬉しそうにお話しくださいました。家族に心配かけないように明るく努めたりしたそうですが、本当に嬉しいと喜ばれていたのが印象的です。
このようなご報告をいただけることは、とても嬉しく励みになります。