• CASE
  • 乳がん
  • 女性 52歳

乳がん再発。リンパ転移が大幅に縮小し、胸水も消失!抗がん剤治療は終了。

転移:右頸部リンパ・左胸膜
ステージ当初Ⅱb→Ⅳ

右乳房のしこりに気付き受診したところ、乳がんの診断を受けました。全摘手術とリンパ節郭清を行ったのち、抗がん剤治療を半年行い、その後ホルモン療法を行っていましたが、4年後に右頸部リンパ節と左胸膜への再発が判明。精神的にもショックでしたが、何より胸水による息苦しさが辛かったです。抗がん剤の治療を開始し、何度も胸水を抜く中で、身体より先に気持ちが挫けそうでした。

きっかけ少しでも可能性があるならと思い、がんリセット療法®を開始

がんリセット療法®スタート

  • 1ヶ月

    胸水があることにより、肺への転移も疑われると主治医から言われ、まずは9カプセルで飲み始めました。再発判明時から呼吸のつらさがあり、1~2リットルの胸水を3回も抜いていましたが、飲み始めてからはまだ1回も胸水を抜いていません。咳も以前と比べて少なくなり、これはもしかして…と思い、このカプセルを信じてもう少し飲み続けてみようと決めました。

  • 3ヶ月

    CT検査を受けたところ、右頸部リンパ節はかなり縮小しているとのことでした。そして、あれほど繰り返し抜かないといけなかった胸水が、今はわずかしか溜まっておらず、抜く必要もないと言われました。疑われていた肺転移もなく、画像ではっきりと良くなっていることが分かって安堵しました。

  • 4ヶ月

    CTの検査結果も出たので、このタイミングで電話相談を受けてみました。先生から「非常にいい経過。6カプセルに減量しましょう」とアドバイスを受けました。カプセルを減らすことで働きがなくなってしまわないかと躊躇いがありましたが、直近の腫瘍マーカー検査でも数値の減少が見られ正常値内になったので、先生のアドバイス通りカプセルを減らしてみることにしました。

  • 6ヶ月

    再度CT検査を予定していましたが、触診した時点で、以前よりもさらに右頸部リンパ節が小さくなっていました。主治医に「咳もなくなっているし、もう抗がん剤は終了していい段階。今後はホルモン療法に切り替えましょう」と、突然言われ、その日予定していたCT検査も、触診で大幅な縮小が確認できているので必要ない、ということでした。驚きのまま帰宅しましたが、それだけ自分の身体が良くなっているんだと後からじわじわと実感が湧き、嬉しくなりました。

Qがんリセット療法®を取り入れた感想を教えてください。

正直なところ最初は半信半疑で、身体のつらさとそれに伴う気持ちの沈みのどちらかでも多少良くなってくれればいいや、という投げやりな気分でした。咳の減少と胸水を抜かなくても身体が楽に感じ始めたことがきっかけで真剣にカプセルを飲み始めましたが、ここまで良くなって本当に嬉しいです。今もホルモン療法と共にがんリセット療法®は続けていますが、あともう少し良くなればがんリセット療法®を卒業できるのかな、と考えたりもしています。こういう考えが出てくるのも気持ちの余裕の表れのひとつかもしれないですね。ただ、身体の中からまだがんがなくなったわけではないので、油断せずに頑張りたいと思います。

 

 

快適医療ネットワーク理事長

監修 
医学博士 上羽 毅

金沢医科大学卒業後、京都府立医科大学で研究医として中枢神経薬理学と消化器内科学を研究。特に消化器内科学では消化器系癌の早期発見に最も重要な内視鏡を用いた研究(臨床)を専攻。その後、済生会京都府病院の内科医長を経て、1995年に医院を開業。
統合医療に関する幅広し知識と経験を活かして、がんと闘う皆様のお手伝いが出来ればと、当法人で「がん患者様の電話相談」を行っております。